慢性前立腺炎からの脱出

慢性前立腺炎になったひとりの男の戦いの記録である

3つ目の病院へ

とにかく抗生物質(レボフロキサシン)で治すしかないと思い込んだ私は

直ぐに別の病院に。

 

3つ目となる病院は紹介状を使おうと思ったので最初の病院で知り合いだと言われた所にした。

紹介状に何が書いてあるか分からないが、今までの処方歴は書いてあるだろうし一番効いたのがレボフロキサシンだと伝えれば処方してもらえると思ったからだ。

 

しかし、紹介状ってどこまで書いてあるんだろう。

封されてるから見れないし。

 

まあ、言えば分かるでしょ。と。

 

 

いざ受診。

 

 

もちろんまずは尿検査。

少し待って呼ばれて診察室へ。

 

私「前の病院でも話したんですが痛みが取れないんです。」

 

先生「んー。尿検査は問題ないね~。」

もちろん尿検査の結果は同じく蛋白が出ない。

 

先生「痛みがずっと取れないのか~。強弱はあります?いつが痛みがひどいとか。」

 

私「最近は多少痛みの感じるのが強い時と弱い時がありますが、ほぼ同じくらいですね。朝起きた時からやっぱり今日も痛いやっていう感覚から始まり、車乗ってるときも痛いですし。まあ歩いてるときは少し痛みが弱まることはあります。」

 

先生「運動はされてますか?」

 

私「週に1度2時間くらい運動してます。」

 

先生「そうですか。具体的にどの辺が痛みますか?あと痛みの感じ方と、他にも気になる事あります?」

 

私「やっぱり会陰部ですね。痛みの種類はなんて言うか“ズーン”っていう感じ?重いっていうのか。いわゆる鈍痛という事になるのか。伝わりますか?」

 

先生「はいはい。」

 

私「あとはこの間気付いたんですけど玉袋に小さいイボみたいなのができてたんです。」

ちょっと前に気付いたんだが風呂で玉袋を洗っていたら少し引っかかる感じがあってみたらイボみたいな小さいできものがあったのよ。。。(T_T)

 

先生「そうですか。じゃあ、見てみましょう。」

 

そういうとカーテンの奥に通され触診。

 

先生「うん。これはたぶん大丈夫だね。性病のとかではないと思うよ。」

 

私「ほッ。そうですか。」

 

先生「じゃあ、とりあえず抗生物質飲んでみようか。」

 

ようやく抗生物質の話になってレボフロキサシンを伝えようとしたのだが、この時レボフロキサシンって言う名前をド忘れして

私「前の病院で処方された抗生物質で一番効いたのが、あの~、え~っと、錠剤の銀の所に杏林って書いてあったやつなんです。」

っていう言葉しか出てこなかった。

でも紹介状を渡したから伝わると思ったんだが。。。

 

先生「杏林?んー。じゃあとりあえず1週間分出すから飲んでみて下さい。あと、一応できものに軟膏出しておきますから。」

 

私「分かりました。ありがとうざごいます。」

 

診察を終え、会計に。ここは院内処方じゃない様で処方箋を渡される。

当然、レボフロキサシンを処方してもらえると思っていたのだが

処方箋を見ると“ファロム錠”という記載が。

 

ファロム錠?

 

 

ガビーーーン!!!

レボフロキサシンじゃねーじゃん!

 

マジか。。。

 

 

伝わってなかった。

今更戻って先生に言うのもなんだし。

だめだ。言えない。

 

でも、ファロム錠なんで初めてだな。

もしかしたらこれが効くかも。

 

 

この時はそう自分に言い聞かせ、納得するしかなかった。

 

さて

5種類目の処方された抗生物質

【ファロム錠200mg】1日3錠、1週間分。

ネム系。

特徴は

 

ちなみに、軟膏は【リンデロン-VG軟膏0.12%】調べると

 

炎症をとるステロイドの“ベタメタゾン”と、細菌をおさえる抗生物質の“ゲンタマイシン”が配合されています。

 

だって。

なんだよ。大丈夫って言ってたくせにしっかり細菌感染用の軟膏じゃねぇか。

 

 

あの医者もダメかも。

 

 

もう、希望した抗生物質を処方される様に言えなかった自分にイライラ。

いま思うと念のために処方された軟膏だったと思うのに、ちょっとした事で疑心暗鬼。

 

 

とにかく、痛みが取れないことが冷静さを失わせ。余裕もなくなり。

これから無鉄砲な行動に出始めるのだった。

 

 

ぽっぽっぽ。はとぽっぽーーーーーーーー!!!