慢性前立腺炎からの脱出

慢性前立腺炎になったひとりの男の戦いの記録である

前立腺炎の原因菌残存説③

前立腺炎の原因菌残存説、経過報告。

 

■朝食後1日1回。3週間目。

痛みの度合いは10の内3~4を行ったり来たりに。

 

また少し痛みが減少した感覚はあったがあまり変わらなくなってきた。

本当にレボフロキサシンで合ってるのだろうか?

 

これもしかして飲み続けても痛みが完全に消えないのか?

 

マジか。。。勘弁してくれよ。

 

 

期待していた分、より不安が増してくる。

 

もしこれ以上痛みが引かなくなった場合を考えやっぱり原因菌を予想してみようと考える。

抗生物質もピンポイントで合えばまた変わるかも。

 

そうだな~。

そもそも最初の検査でクラミジアと淋病は陰性だったんだからマイコプラズマ・ウレアプラズマに絞ってみようかな。

 

どれどれ。

 

 

お!

 

予防会というサイトでこんな記事を見つけた。

 

世界中の研究者が、マイコプラズマとウレアプラズマの研究を始め、現在7種類のマイコプラズマと2種類のウレアプラズマが発見されています。そのうち、泌尿生殖器に病原性のあるマイコプラズマは、Mycoplasma genitalium(以下M. genitalium )とMycoplasma hominis(以下M. hominis)です。ウレアプラズマは、Ureaplasma urealyticum(以下U. urealyticum)とUreaplasma parvum(以下U. parvum)です。

 

U. urealyticum、M. hominis、およびM. genitaliumは、慢性前立腺炎の原因になります。

 

なるほど。

 

マイコプラズマは、細胞壁がないため、すべてのβ-ラクタム(ペニシリン、セファロスポリン、カラバペネム、モノバクタム)とグリコペプチド系抗生剤は効きません。
マクロライドおよびリンコサミドに対する耐性は種類によって異なり、M. hominisはエリスロマイシンとマクロライドに対して耐性がありますが、クリンダマイシンに対しては感受性があります。 テトラサイクリンはM. hominisに効きますが、ウレアプラズマには約10%程度耐性があり、これらの株はエリスロマイシンにも交差耐性を示します。
キノロン(オフロキサシンとシプロフロキサシン)に対しては、ウレアプラズマ属で50%以上の耐性が報告されており、2005年から耐性率が増加しています。
M. genitaliumはテトラサイクリンに対して比較的耐性がありますが、マクロライドおよびフルオロキノロンはよく効きます。フルオロキノロン(特に第4世代のモキシフロキサシン)は、M. genitaliumに対して非常に効きますが、耐性は増加傾向にあります。
こういった薬剤耐性はDNAの突然変異によっておこります。
M. hominisUreaplasma spp.は通常テトラサイクリンがよく効きますが、M. genitaliumにはあまり効きません。 M. genitalium感染の場合、第一選択薬はアジスロマイシンが推奨されています。M. genitaliumに対するアジスロマイシンの治癒率は85〜95%と言われています。
M. genitalium感染症の治療は、アジスロマイシン500 mgを初回に投与し、その後250 mgを4日間の長期に服用する方法で治癒率が高いです。第2選択薬は、モキシフロキサシンですが、M. genitaliumに対するモキシフロキサシンの除去率は、2010年以降100%から89%に低下しています。
さらに、日本とオーストラリアでは、多剤耐性M. genitalium感染症(テトラサイクリン、マクロライド、およびフルオロキノロンに耐性)が頻繁に報告されており、将来的にこの多剤耐性菌に対する治療の選択肢がなくなってしまうことが心配されています。
M. hominisまたはUreaplasma spp.の治療は、妊娠していなければ、ドキシサイクリン(100 mgを1日2回経口投与)が第一選択です。
治療期間は、下部尿路感染症の場合は、通常7日間ですが、骨盤腹膜炎などのより広範な感染症の場合は、14日間投与します。
妊娠中の女性と幼児の場合M. hominisに対してはクリンダマイシン、Ureaplasma spp.に対してはマクロライド(アジスロマイシン)が適切です。
この方法は、ドキシサイクリンを服用できない方にも適応できます。
実臨床では、ドキシサイクリンによる治療が失敗することが時々あります。
その場合、耐性のために治療が失敗したのか、あるいは、ピンポン感染による再感染なのかを見きわめる必要があります。治療開始して少なくとも2週間以降で治癒判定の再検査をする必要があります。
さらに、軽微な症状の方では、症状が軽快すると服薬を自己中断し再発する例もみられるため、薬剤耐性化を防ぐためにも服薬指導をしっかり行うことが重要です。
私は、下の表4のように、マイコプラズマ・ウレアプラズマの菌種によって処方薬を使い分ける必要があると感じています。

 

慢性前立腺炎の原因 M. genitalium、M. hominis、およびU. urealyticum

マイコ表④

 

ほうほう。

という事は、アジスロマイシンか。

 

でもアジスロマイシンは最初の病院で処方されて既に飲んでるしな~。

あとは、ドキシサイクリンっていうヤツか。

 

どれどれ、個人輸入代行で買えるかなぁっと。

ビブラマイシン
 
 
 
 
 
ビブラマイシンジェネリック100mg(Monodoks)【1箱14カプセル】

テトラサイクリン系抗生物質ドキシサイクリン。セフェム系抗生物質が効かないマイコプラズマクラミジア、リケッチアなどに有効と言われてます。ビブラマイシンのジェネリック医薬品

 

あったあった。

へー、ドキシサイクリンは「ビブラマイシン」っていうんだ。

 

よしこれにしよう。

 

国際書留郵便で香港発か。

1箱14カプセルだから100mgを1日2回だと7日分。3箱セットで3週間分か。

効いたとき飲み続けなきゃいけないから6箱買っとくか。

 

値段も3箱で3,318円だから6,636円。うん、そんなに高くない。

 

 

一応、アジスロマイシンも全部に〇付いてるから買っとくか。

 

ジー(Azee)アジスロマイシン250mg【1箱10錠×6シート】

マクロライド系抗生物質アジスロマイシン。性感染症(クラジミジア)、気管支炎、ピロリ感染症など。ジスロマック錠のジェネリック医薬品

 

国際書留郵便でシンガポール発。

予防会のサイトに

アジスロマイシン500 mgを初回に投与し、その後250 mgを4日間の長期に服用する方法で治癒率が高い。

って書いてあったから60錠も入ってるなら1つでいいか。

 

値段は2,906円。うん、安く感じる。

 

とりあえず、レボフロキサシンは飲み続けるけど飲んでる間にこの2つが届くだろうから、もしダメだったらこっちだな。